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打倒、生協の白石さん!?/名言作家養成塾 

ブロック A
質問 : 「愛は売っていないのですか?」

回答 : 「どうやら愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意ください。」

 以上は、東京農工大学消費生活協同組合の職員である白石さんと学生の大まかなやりとりです。何やら、東京農工大の生協には、学食や購買部に対しての意見や要望を募(つの)るべく「ひとことカード」なる仕組み…言うなれば目安箱みたいなものがあるようで、そこでの面白い質疑応答が学生の間やネット上で評判となり一冊の本になったのだとか…。

 ネットで幾つかの投書(実物写真)が公開されているので拝見したところ、彼(白石さん)は、どんなにふざけたリクエストに対しても誠実に返答しているようで、一読者として非常に好感を持てました。といっても、例によって物臭(ものぐさ)な筆者【拾壱】は実際に本を購入して読んだわけではないので、詳しいところは何とも言えないのですが…。

 それにしても「愛は非売品」とは、なかなかウィットユーモアに富んだ答えではありませんか。しかし、普段からアフォリズムのネタのことばかり(?)考えている哲学徒の自分からすれば、「フッフッフッ…まだまだですな。」と申し上げねばなりません。

 もちろん、忙しい本業の片手間(?)に即興で答えているというハンディキャップがあり、書籍の中ではご自身の解説文も付(ふ)しているそうなので、ここでも滅多(めった)な批判はできませんが、とりあえず白石さんの回答に対抗(?)した筆者【拾壱】なりの受け答えを披露(ひろう)したいと思います。

≫≫ 以下のブロック(↓)に続く


ブロック B
 まず、当方なら愛は「非売品」だから買えないのではなく、愛は「無料」だから買えないと答えることでしょう。つまり、買う必要がないのであり、(買えるかどうかは別として)わざわざ金を出して買うような連中はバカ…もしくは(皮肉を込めて)太っ腹だと申し上げたいのです。魅(ひ)かれ合う者同士が寄り添うだけで成立(自然発生)する愛に対して、筆者【拾壱】だったら「鐚一文(びたいちもん)」払うことは致しません。

 そもそも愛に「値付け」をするという行為自体が下品であり、どんな値段になったとしても、その上が際限なくある以上、「買われた愛」は安っぽいものにならざるを得ないでしょう。「愛」と「金」は、言葉(名詞)の上では同格扱いできるので、何となく簡単に交換(トレード)できそうな気がしてしまうのですが、それは言語や概念レベルでの錯覚です。

 貨幣経済の進展した現代社会においては、一般的にお金がなければ「人は生きていけない」かもしれませんが、いつの世も愛がなければ「人ではいられない」のであり、愛は金と同列ではないどころか全く別種の…「人間の条件」ともいうべき高次元(根元)に属するものと言えましょう。

 よって、愛か金かの二者択一論争に実(みの)りはなく、むしろ金がないときこそ本領を発揮するのが愛ではないかと思われます。もちろん、愛を恋の延長線上にあるものと解釈している人にとっては何を言っても無駄でしょうが…。

 いかがでしたか。「いや、参ったか白石め! これが拾壱様の実力なのだー!」…と、こんなところで吠えてみても逆に負け犬みたいなので、自粛…。それから、本来なら当コラムはこのようなタイトルや形態になる予定ではなかったので、貴殿のことを断りもなく出しにするような真似をしてしまって申し訳なく思っております。

 もしかしたら、この文面を受けて、どこかで「打倒、合言葉たちの森(名言作家養成塾)の拾壱!?」みたいなコラムが書かれていたりして…。まぁ、何はともあれ生協の白石さん、末筆ながら今後も学生の皆様とハイセンスな問答を繰り広げられるよう頑張ってください。筆者【拾壱】も陰ながら応援しておりますゆえ。【完】

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