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占いを占う/名言作家養成塾 

ブロック A
 藪(やぶ)から棒ではありますが、ゲストの皆様は占いが好きですか? 筆者【拾壱】は、どちらかと言えば好意的です。別に占いと深い関わりはありませんし、頼っているとか信じているとかいうわけでもなく、単純に「面白い」と感じるからです。そして、生存競争に勝ち残るため、少しでも有利な情報を掻(か)き集めようとする「知りたがり屋」の脳という器官の性質を見事に捉(とら)えた商売(?)だとも思います。

 私たち人間は、とりわけ「未来」の自分のことを知りたくなりますし、先が見えないと「不安」に感じるわけで…そんな心の隙間(すきま)を当てずっぽう嘘っぱち気慰みでもいいから埋めてほしいというのが、おそらく一般的な心理というか『人情』なのでしょう。

 頭でっかち有識者の方々の中には、いわゆる「科学的根拠」がないから、つまり「正しくない」からという理由で占いを毛嫌いする御仁(ごじん)もおられるようですが、世の中の基準は「正しさ」だけではありません。道徳の「美しさ」然(しか)り、生活の「楽しさ」然り…。もちろん、いずれにも偏(かたよ)るべきではないでしょうが、僭越(せんえつ)ながら…もっとバラエティーに富んだ発想や価値観を持っていた方が、人生をより豊かなものにしてくれるはずと思い、ここに進言させて頂きました。

 最近では、星座・血液型・人相(にんそう)・手相・干支(えと)に動物と、何でもござれの様相を呈していますが、占い師の中には未来学よろしく、一部に科学的な要素を織り交ぜている人たちもいて、なかなか本格的です。しかし、ここで注意しなければならないのは、「占い依存症」の被害にも見受けられるように、その中には暴利を貪(むさぼ)る卑劣な詐欺師連中も含まれているということ。

 もしも、あなたの担当の占い師が「100%当たる」などと喧伝(けんでん)しているようなら、仮にその通りになっている(ような気がした)としても、その人は紛(まが)う方無き詐欺師と言わねばなりません。なぜなら、的中率100%を謳(うた)った場合、決定的な語義矛盾が生じて「占い」ではなくなってしまうのですから…。

≫≫ 以下のブロック(↓)に続く


ブロック B
 それは、もはや予想や予報・予言ではなく「予知」該当します。そして、仮にその人物が超科学的な特殊能力者だったとしても、それはそれで「占い師」なんて名乗らない(名乗るべきではない)でしょうし、音響や照明に加え水晶玉やタロットのような見せ掛けの「パフォーマンス」を実演することもないでしょう。そういう人は逆に、何の飾り気もないばかりか統計学確率論さえ持ち出さず、突拍子もなく直感的に未来の姿を言い当てるはずです。

 他方、雰囲気や小手先の演出で相手を言いくるめようとする安っぽい詐欺師タイプの神髄(しんずい)はと言えば、占いと関連性の低い部分で半分以上「本当のこと」を放談する点にあります。そもそも、前説(まえせつ)の段階も含めて発言の全てが嘘で固められていては、誰も「聴く耳」を持ってくれません。

 まずは、占いの信用度を高めるために、世間話で相手の緊張をほぐしたり、悩みに共感・同調して懐(ふところ)に入り込んだり、薀蓄(うんちく)や知的な話題で説得力を増しておいたり…といった外堀(そとぼり)を埋める作業に徹することでしょう。しかし、これは占いに限らず万事(ばんじ)において言えることですが、その人の言動が9割方(がた)正しかったとしても、残りの1割まで残らず正しいとは限らないのです。

 ゆえに、占いが企業秘密という名のもとに「学」としての情報公開を拒(こば)む「術」である間は、客観性が得られず「正しさ」や信憑(ぴょう)性について言及することは許されません。もし当たったとしても、いわゆるコールド・リーディング(読心術)にすぎないかもしれず、占いとの因果関係を確かめようがないのです。

 正しくありたければ、公(おおやけ)に「証明」せよ。残念ながら(?)これが科学文明を生きる現代人の鉄則です。時に霊能者や霊感の強い人たちは、「どうして目に見えるものしか信じないの?」と私たち常人に対して質問を投げかけてきますが、そういう当人には霊が「見えている」わけで…考えようによっては自分たちだって唯物(ゆいぶつ)主義者じゃないかと反論したくなります。

※注 : ここでいう「目に見えるもの」とは、超常現象の反対…つまり単純に物理現象という意味であり、人の心など目には見えないけれど大切なものに関しては論外です。

 よって、偽物の占い師はともかく、少数派の(実在するかもしれない)特殊能力者を異端視しないためには、彼らと一定の距離を保ち、ひと時のカウンセラーやアドバイザーくらいに思って(楽しみながら)接するのがよいかもしれません。

 ところで、当コラムの表題に対する答えですが…「占い」は今後も科学が万能でない限り、人間の存在するところ全域に渡って、未来永劫(えいごう)…99%(*絶対=100%とは言わないのが占いの成立条件)消えてなくならないことでしょう。【完】

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