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ホームレスは小さな勇者?/名言作家養成塾 

ブロック A
 唐突(とうとつ)ではありますが、筆者【拾壱】はホームレスが嫌いです。理由は単純明快で、不潔だから。汚いし臭いし、何だか見ているだけで体のあちこちが痒(かゆ)くなってきます。しかし、逆にいうと嫌いな理由はそれだけで、住所不定とか無職だとかいったことは余り気になりません。彼らは働かない(働けない)代わりに、それ相応の暮らしをしているではありませんか。暑い夏も寒い冬も、駅構内や公園を転々と野宿しているわけですから、肉体的にも精神的にも耐え難(がた)い日々を送っていることでしょう。

 もちろん、最近のドキュメンタリーやノンフィクションTV番組で紹介されている都内のホームレスの中には、廃品回収の業務委託みたいな孫請けの仕事をして集団で居(きょ)を構え、比較的不自由のない暮らしをしている方々もいらっしゃるようですが、それも公共の場を占拠している以上、自治体の対応次第ではいつまで続けられるか不安の種は尽きないわけで…。

 それにしても、筆者【拾壱】が当コラムの表題においてホームレスを「小さな勇者」と形容し、一定の評価を下しているのは…少なくとも引ったくりや強盗などの凶悪な犯罪に手を染めずに生きているからです。自分がもし、ホームレスになって空腹に耐え切れなくなったら、果たして同じようにセルフ・コントロールできるでしょうか。無論、全てのホームレスの人たちが万引きや置き引き、空き巣なども含めて一切の犯罪と無縁だとは言い切れません。

 もしかしたら、単に肝っ玉が小さいからとか、不器用で失敗を恐れているからとか、最後の砦(とりで)である自尊心だけは守りたいからといった理由があるのかもしれませんし、正確な調査に基づいて統計をとったら、全くの見当違いということも十分に有り得ます。そして、実際にホームレスから何らかの被害を受けた方々にとっては、彼らを美化したり弁護したりするような類(たぐい)の発言など不愉快極まりないと感じられることでしょう。

≫≫ 以下のブロック(↓)に続く


ブロック B
 しかし、ここで思い出さなければいけないのは、ホームレスの存在は単なる個人の選択の問題ではなく、大部分が社会問題…(いな)、「社会病理」であるということです。私たちは、彼らを何らかの形で自立支援できないような、無定見かつ無為無策と言わざるを得ないほど救いがたい社会システムの中に生きていることを、少しは恥じ入るべきだと言えましょう。

 筆者【拾壱】には、社会の底辺で慎(つつ)ましく生きている人々よりも、違法・脱法行為によって甘い汁に群がり、弱者から搾取(さくしゅ)して私腹を肥やすような特権階級の人間たちや、恵まれた環境で育ちながら遊び感覚で問題行動や軽犯罪を繰り返す悪ガキども(…こちらも、ある意味でSOS?)の方がよっぽど醜悪で、街の美観風紀を損(そこ)ねていると思います。

 だからといって、(これは念を押しておきますが)決してホームレスの皆さんが「立派」で「天晴れ」な存在と評しているわけではありません。貧しくとも美しく生きられる「清貧」の心は大切ですが、できることなら何とかして世捨て人のような状態から脱却し、広義の社会復帰を果たすことで「大きな勇者」になってほしいと思うのです。

 そして、そのために私たちが役立てることがあるとすれば、社会・福祉政策の改善を促すための投書参政権の行使、ボランティア活動などが挙げられます。そう、今さらながらホームレスの問題は「みんなの問題」なのです!【完】

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