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自信作の必要性/名言作家養成塾 

ブロック A
 かつて「合言葉たちの森」でCG加工した名言(銘言)系のアフォリズム作品を公開する「アートギャラリー」とは別に、「アートブティック」という名の…要は句の重要な部分を「虫食い状態」にしておき、完成品の閲覧に対して課金するという単純明快なシステムのコーナーを設(もう)けていました。今振り返ると、色んな意味で恥ずかしい限りのコーナーだったと思いますが、商業的な側面を除けば偏(ひとえ)に、自分が現段階で誇れる「自信作」を展示するための場であったわけです。

 憚(はばか)ることなく己(おのれ)のことを『クリエイター』などと称する奴に、碌(ろく)な「創作物」は生み出せない…という御意見もあるでしょうが、とりあえず筆者【拾壱】の場合は自分自身を追い込み、奮起させるため…そして何より将来への不安で押し潰(つぶ)されそうな心を支え続けるためにも、一種の「自己暗示」としてセミプロ・クリエイターを気取り、その延長線上で自信作だけを特別に公開するコーナーを設置していた(ふし)があります。

 つまり、たとえ作品が売れなかったとしても、自分には隠し球(だま)…もしくは切り札のような「魂の一句」があって、既出(きしゅつ)の作品が認められず世に広まらないのなら、全てを無料で閲覧させるつもりはないぞ!…とか、俺様の実力はこんなもんじゃねぇぜ!…みたいな虚勢にも似た意図執念が(深層心理において)込められていたのかもしれません。

 それは、「アートブティック」という鑑賞する側からすれば単にケチくさくて出し惜しみをしているだけとしか感じられないようなコーナーを設置した若かりし頃の自分だけでなく、講師としている今でも程度の差こそあれ残っている心情だと思います。

≫≫ 以下のブロック(↓)に続く


ブロック B
 本来、名言やアフォリズム作品というものは多くの人たちに認知され、共有され、引用されてこそ価値が高まっていくはずであるにも拘(かかわ)らず、なぜだか取って置きの自信作だけは胸の内に秘めておきたい…ましてや市場に出品して値踏みされる「換金作物」のような扱いは受けたくない…という不思議な感覚に囚(とら)われてしまうのです。

 無論、名言(銘言)を売り物として生計を立てる本職の作家を目指すのであれば、そんなことではプロ失格になってしまいますし、あるいは作家になれる見込みが薄いと分かったとき、それらの自信作を後生(ごしょう)大事に抱(かか)えていると、いつまでも夢を諦(あきら)めきれず別の人生を歩み出す際(さい)に足かせとなる恐れがありますので、その点はご注意を。

 ただ、それが本当に自分の中で「血の一滴」に値する名句だと思うのなら、取り立てて公表せず(大げさに言えば)墓場まで持って行ったとしても責められるものではないでしょうし、そういう職人気質的な(?)発想が心の片隅(かたすみ)に芽生えるのは、むしろ自然なことなのかもしれません。現に、筆者【拾壱】にも今のところ公開する予定のない作品が幾つかありますし…。

 いずれにせよ、それなりにアフォリズムを作り続けてきた者として申し上げられるのは、扱い方の問題はともかく…安易な気持ちで人様に見せたくないと思える自信作なり「過信作」を、一句だけでも(精神的支柱として)持っておいて損はないということです。【完】

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